「気に入ったよ君たち!!まあヴェルグに知られたら怒られるけど…まあいーや」
ぼそぼそと何か言いながらどかっと椅子に腰かける男。
「もう何もしねーよッ…聞きたいんだろ?あの方の謎が」
妖しく微笑む男にハルウは微笑めば反対側の椅子に腰かける。
「そっちの君はどーする?」
「聞くに決まってるだろ」
既に仕事とは切り替えたエリックに目を見開かせるがすぐ真剣な顔になるハルウ。
「どっから話せばいーかな…あっまず俺の名前はクロウ。よろしくな?」
「ああ…それで話は?」
ハルウが促せば少し不満そうな顔をしながらも口を開くクロウ。
「まずあの方の本当の名は――――」

