「海音さん?何があったんだい?」
「…ッッ…」
いくら聞いても口を固く結んでしまう海音に苦戦しているとハルウがやってくる。
「海音ッッ!!大丈夫か!?」
「…ハルウ…ッッ」
いつもとは違う海音の様子にハルウも海音を強く抱き締める。
「今夜はもう戻るよ。すまなかったな」
「わかった、ああ気にしないでくれ」
(本当に出来た弟だ…)
レオルドに内心感謝をしながらも海音を抱え足早にパーティー会場を後にする。
パタン―…ッッ
自室につくと抱えていた海音をソファーにゆっくりと下ろせば海音を優しく抱き締めるハルウ。

