「…んッッ」


貪るようなキスとともに甘い吐息が漏れればハルウの胸板をパシパシと叩く海音。


リップ音をたて唇が離れれば肩で息をする海音に微笑むハルウ。


「襲いたくなるから止めてくれ…」

「…ッッ」


赤く火照った頬に涙目の海音を見て口元を緩めながらも呟いたハルウの言葉に海音は更に頬を染める。


「ふっ…まあ楽しみはとっとこう」


海音の耳元で囁けば口をぱくぱくと動かす海音に思わず笑いだすハルウ。


「そんな変な顔してない…はずよ…」


いじけた様に言う海音にごめんよ。と呟き抱き締めれば海音も機嫌を治し抱きつく。