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「…そんなに心配なら見に行けば?」
「そうですよ。逆に邪魔ですよ」
遊びに来ていたミロクとエリックに言われ溜息を吐くハルウ。
アマンサと話をすると言われ部屋を出て執務室に来たが書類は手付かずで頬杖をついたままのハルウ。
「そうだな…見てくるよ」
カタッッと音をたて椅子から立ち上がれば足早に部屋を後にするハルウに二人は嬉しそうに口元を緩めていた。
「まさか、あんなに溺愛するなんてね」
「ああ。海音様だけだがな」
仕事はしてほしいが、そんな事を溜息とともに漏らすが口元は弧を描くエリック。
「あーあ…僕も好きな子がいればな」
「王子は大変だな」
羨ましそうに呟くミロクに呆れた口調でエリックが言えば更に愚痴を溢すミロク。

