「…私に刃向かうからよッッ…!!」
動揺しながらもそう言い捨てればアマンサは小走りで部屋を後にした。
「…海音様!!」
呆然としたまま叩かれた左頬を押さえる海音の名前を呼ぶクレハにハッと我に返る海音。
「クレハ…ッッ」
「まあ!!腫れていますわ!!リイフォス様を呼んできます!!」
そう言って去ろうとしたクレハの服の裾を掴むとぼろぼろと涙を流す海音。
「…ッッ…海音様ッッ…!!」
動揺しながらもおろおろとしているとノエルがノックの音とともに部屋に入ってくる。
「…海音さん!!」
ただならぬ海音の様子に駆け寄ってくると海音を抱き締めるノエル。
「私リイフォス様を呼んできます!!」
その言葉に頷けば走って部屋を後にしたクレハ。

