家を飛び出して一週間



戻ってきても何1つ変わらない部屋に、自然と笑みが出て来た



とりあえず、荷物を部屋に置き、リビングへと向かった


ガチャ、ドアを開けると、


隼人が料理をしており、香ばしい匂いが部屋全体に広がっていた



「ご飯…食べるか?」


『うん♪』


そう言うと、隼人は、作ったばかりのシチューをもってきてくれた


『いただきます♪』


もぐもぐもぐ…


『ん、おいしー!!!やっぱり隼人の料理は世界1だね!!』


そう、私が言うと、隼人は照れ臭そうに笑った
























あぁ、幸せだ、


こんな幸せがずっと続けばいいのに……



























そんな小さな幸せを貴方は、いとも簡単に奪った…




こんなに大切な幸せなのに、こんな些細な幸せなのに



貴方は、私の幸せを願ってはくれないのでしょうか?