どうして、隼人に教えないのか…? それは自分でも分からない。 隼人に言おうとすると、頭に頭痛が走り、言えなくなるのだ。 その時、私は知らなかった。 私がもっと前に自分が生きている苦痛に気づいていたならば、 未来は変わっていただろうか? こんな楽しい日々が、いとも簡単に壊される事、 そして、最後の決着がすぐそこに迫っていることを… 私は、まだ知らないーーーーー。 -桜end-