陸センパイは、
優しくて、運動神経抜群。
おまけに頭も良くてあの容姿・・・。


いうまでもなくもちろんモテモテです・・・。


うう・・・。
彼女になりたいよぅ・・・。


だからあの日はびっくりして・・・



「未衣、彼女になる?」



・・・・・・・・・・・・WHAT?



「あの・・・今・・・なんて・・・?」


「あ?だから彼女になるかっつてるだろ」


・・・まじですか?
これって両思い・・・?
え・・・嘘・・・だってあたしはペットで・・・

ちょっとまって?
思考がおいつかない・・・



「!?」

顔が熱くなっていくのが分かった・・・
恥ずかしい・・・。
必死で立とうとするが立てずに
勇気を振り絞って・・・


「っつ―・・・・・」

「そ、それって・・・あたしのこと・・・好きってことですか・・・?」



陸センパイは一瞬きょとんとしてから
いきなり・・・

「はぁ!?気づいてなかったのかよ!?そもそも好きじゃねー奴に彼女になる?なんて聞かねーし!!」


「す・・・すみませ・・・」


「・・・好きじゃねー女なんかそばにおくわけねぇだろ・・・?」