気分は甘々上々 Vol.

「服装は自信あるんだけど……、正直デートって何すればいいの?」


そう言い放ったあとに見た果凜の顔は一生忘れられない。


眉毛は八の字になり口は物言いたげに開き、目にはうっすらと涙まで見える。


「えっ!? あたしなんかマズイこと言った?」


と、言わずにはいられないくらい悲しい顔をした果凜。


「一矢君、ホントにこんなのがイイのかな?」


そう言いながらあたしを指差す果凜。