気分は甘々上々 Vol.

しゅんとするあたしに、ため息をついて纏まらない髪をかきあげる果凜。


「で、どうしたの?」


半ば諦め気味にそう吐き捨てる果凜。
その果凜に見えるように、持ってきた紙袋を持ち上げながら答える。


「ちょっとアドバイスを……」


果凜が、あたしの話よりも紙袋に注目した。


「それって、あの有名な鶴亀堂?」


「うん。鶴亀堂一日限定100個のドラ焼きだよ」