「だけど、その割には、悠真って風香を気にしてなかった?」 「それは、同じサッカー部のヤツが、風香を好きだって言うからさ」 「えっ!?そうなの?」 「そうだよ~。私、その人と付き合う事にしたから」 笑う風香に、気まずそうな悠真。 そして、あたしはと言うと…。 安心感から、力が抜けちゃった。