青薔薇姫




こんな練習を繰り返すこと1ヶ月……。


「……1本♪」


「「「……。」」」


「零也もやる♪?」


「いや……俺はいい…。絶対負ける……。」


あたしの喧嘩の腕は、下っ端No.1の圭吾を超えていた。


次期幹部候補に勝ったからね!!


ハッキングの腕はというと……。


「へぇー、尚希の中学生のときのあだ名って、"サディスト尚希様"だったんだ。」


「……なんで知ってるんですか。」


「侵入しちゃった!!」


「「「……。」」」


尚希のガードも破れるようになった。