青薔薇姫




紫苑が……刺された……?


闇雷総長の持っていたナイフは、紫苑の左腕に刺さっていた。


「紫苑!!」


「くっ……。」


紫苑はナイフを引き抜くと、血だらけのまま戦い続けた。


そして、残るは闇雷総長ただ1人。


「……覚悟はできてるか?」


「何のだ。」


「潰される覚悟だ……!!」


まっすぐ進む紫苑の拳。


それは闇雷総長の鼻にヒットした。


闇雷総長は一瞬で倒れ、鼻血を出していた。


「う゛っ……。」


「「「「紫苑!?」」」」