ただ、なんとなく今ここで言わなきゃいけない気がした。 柚歩さんはフッと笑うと、俺の頭にポンッと手をのせた。 「俺は死なない。……いや、死ねない。 妹1人残して、死ぬわけにはいかない。」 柚歩さんはいつも俺達に妹の話をしていた。 よっぽど大事なんだと、そう思ったとき。 ブォンブォン…… 「……っ!!」 無数のバイクの音。 だんだん大きくなっていき、ついにシャッターが破られた。 運命の抗争が始まった……。