青薔薇姫




「知ってると思うが、今日は大きな抗争になる!!

誰も死ぬんじゃねぇぞ!!」


「「「はい!!!!」」」


倉庫に響き渡る柚歩さんの声。


"誰も死ぬな"……か。


俺はこのとき、嫌な胸騒ぎがした。


……現実にならなければいい。


ガラにもなく、ただただ祈り続けた。


「柚歩さん…っ!!!!」


「お?どうした紫苑?」


俺は思わず叫んでしまった。


「柚歩さんも……柚歩さんも死なないでください……。」


なんでこんなこと言ったのかは分からない。