「美結!!美結!!」




暗闇に消えてしまった美結を捜す。




倉庫の隅で、うずくまって震えていた。




「…どうした」




「来ないで…っ」




またこれかよ…。




一体何が起こったんだ…。




「落ちつけ」




肩に手を回すと、思いっきり払われた。




「満は…っあたしが、殺した、の…っ」




その名前…。




「あたしがッ全部悪いの…っ!!」




そんな細い体で、どれだけ重い荷物背負ってんだよ。