「そろそろ終わりにしろ」




「はいっ」




言うこと聞くやつらだから、あまり心配はしてないが。




「じゃ」




「失礼します!!」




みんなに頭を下げられて、俺はその場を後にした。




何もすることねーし、寝るかな。




タバコを吸いながら部屋に戻っていると。




「いやぁっ」




美結が部屋から叫んで出てきた。




「おい、待て!!」




外に向かって走る美結を、慌てて追う。




「…っ」




意外と足速ぇ!!!