「毛布はそこから適当に出せ」




「はいっ」




チームの奴らはどうなってるか見に行くか。




「外出るから、先に寝れ」




「うん…おやすみ」




「おやすみ」




美結を部屋に置いて外に出た。




相変わらず雨は降りっぱなしだ。




「お前らまだ飲んでんのか」




「そうちょーだ!一緒に飲みましょー!!」




「…呆れた」




飲みすぎたアホを睨むと、周りのやつらが焦っていた。




「総長!美結ちゃんは寝たんですか!?」




「…あぁ」




相当気にいられてんな、あいつ…。