「入るぞ」




そう言って中に入っていく金髪男。




そこはファミレス。




慌てて中に入る。




うわ、目立ってるよ…。




みんなの視線があたし達に向けられてる。




「気にすんな」




奥の席に座ると、そう言ってくれた。




「うん…」




平気でいるのは難しいかも…。




でも、あたしの為に連れて来てくれたんだよね…?




すごく嬉しい。




「食べたいだけ食べろ」




あたしの前にメニューを広げる金髪男。