「…そうか」




金髪男が険しい顔してるから、不安でいっぱいになる。




「あの、あたし…何か迷惑かけました…?」




おそるおそる、聞いてみた。




「……。いや、別に」




「……」




答えるまでに間があった気がするけど…気のせいかな?



聞きづらいし、気のせいってことにしとこう。




その時…。




「っ!!」




あたしのお腹が、空腹だと伝えた。




恥ずかしい恥ずかしい…っ!!!



顔に熱が集まって、あたしは慌てて下を向いた。