3つの星





「ん?」


急に甘ったるい声の愁。

いつもツンツンしてるくせに、今日は違う。



「膝枕してい-っしょ?」


許可も得ずにあたしの脚を枕にする。



「……なんかあった?」


なんだか急にかわいく見えた愁を優しく撫でる……

少し骨ばった顔。



愁の温もりと吐息が太ももに浸透する……