「ん?」 急に甘ったるい声の愁。 いつもツンツンしてるくせに、今日は違う。 「膝枕してい-っしょ?」 許可も得ずにあたしの脚を枕にする。 「……なんかあった?」 なんだか急にかわいく見えた愁を優しく撫でる…… 少し骨ばった顔。 愁の温もりと吐息が太ももに浸透する……