3つの星





――――


「………ほんとにい-の?」

「うん、やって」






背中まである黒のロングヘア。


あたしは今ショートにしようと美容師であり従兄弟の恭にいにお願いした。



バサッ…バサッ……





大量の髪が床に落とされていく……

あたしの悲しみも、一緒に落ちていかないかなって思ったけど無駄だった。