―――― 「………ほんとにい-の?」 「うん、やって」 背中まである黒のロングヘア。 あたしは今ショートにしようと美容師であり従兄弟の恭にいにお願いした。 バサッ…バサッ…… 大量の髪が床に落とされていく…… あたしの悲しみも、一緒に落ちていかないかなって思ったけど無駄だった。