「そうよ!!そんな所に何時までも居ないでよね??」
図書室で本を選んでいる私に、クラスの女子2人が突っかかってくる。
それに返事をするでもなく、私は黙ってその場を離れた。
後ろでさっきの2人が私の嫌みを言っているのが聞こえる。
「人形のくせに本読んだって理解なんか出来ないでしょ?!」
「しかも喋ろうとしないし…アイツ本当に人形なんじゃない??けがれた人形」
私でも本ぐらい読む。本なら感情を持たない私でも楽しめる。
人はこういう時に嬉しいのか??
こういう時に泣くんだ…??
そういう勉強にもなるから。
喋らなかったのは、言葉にする必要が無いと思ったからだ。私があの場で何か言ったとしても、嫌みをまた延々と聞かされただけだろう。
別に何を言われても私には何も感じられない。
だから言いたければ好きなだけ言っていればいい。それであなた達の気が晴れるなら。
それから私は授業に使う参考書を2冊ほど借りて教室に戻った。
私の席は窓際の1番後ろ。そこに座って午後の授業が始まるのを待つ。
授業が始まるまで後10分はある…
窓の外を見るとグラウンドが見渡せる。昼休みにはだいたい男子がサッカーなどで使っている。けど、今日はその姿は見えなかった。
その明確な理由が1つある。だれもがグラウンドを見ればそれは一目瞭然。
グラウンドで学校一の不良、小島隆治(こじま りゅうじ)が上級生と殴り合いの喧嘩をしているのだ。
小島は私と同じ高校1年生。今年の春一緒にココの生徒になった。
クラスは違うけど、彼の噂は良く耳にする。
入学して早々に上級生と喧嘩して、先生に目を付けられている問題児。
金髪で片耳にピアスが5つも付いていていかにも不良です!!って感じの男で、その身なりから街を歩いているだけで喧嘩を売られる。
ほぼ毎日と言っていいほど喧嘩ばかりしているのにケガ1つ付くこと無くいつも無傷で勝利する不動の王(キング)
あ…また勝った。
小島は地面に倒れて動かない上級生を放って方向転換し校舎に向かって歩いてくる。
その時ほんの一瞬目が合い、笑われたような気がした…
気のせいだろう…
図書室で本を選んでいる私に、クラスの女子2人が突っかかってくる。
それに返事をするでもなく、私は黙ってその場を離れた。
後ろでさっきの2人が私の嫌みを言っているのが聞こえる。
「人形のくせに本読んだって理解なんか出来ないでしょ?!」
「しかも喋ろうとしないし…アイツ本当に人形なんじゃない??けがれた人形」
私でも本ぐらい読む。本なら感情を持たない私でも楽しめる。
人はこういう時に嬉しいのか??
こういう時に泣くんだ…??
そういう勉強にもなるから。
喋らなかったのは、言葉にする必要が無いと思ったからだ。私があの場で何か言ったとしても、嫌みをまた延々と聞かされただけだろう。
別に何を言われても私には何も感じられない。
だから言いたければ好きなだけ言っていればいい。それであなた達の気が晴れるなら。
それから私は授業に使う参考書を2冊ほど借りて教室に戻った。
私の席は窓際の1番後ろ。そこに座って午後の授業が始まるのを待つ。
授業が始まるまで後10分はある…
窓の外を見るとグラウンドが見渡せる。昼休みにはだいたい男子がサッカーなどで使っている。けど、今日はその姿は見えなかった。
その明確な理由が1つある。だれもがグラウンドを見ればそれは一目瞭然。
グラウンドで学校一の不良、小島隆治(こじま りゅうじ)が上級生と殴り合いの喧嘩をしているのだ。
小島は私と同じ高校1年生。今年の春一緒にココの生徒になった。
クラスは違うけど、彼の噂は良く耳にする。
入学して早々に上級生と喧嘩して、先生に目を付けられている問題児。
金髪で片耳にピアスが5つも付いていていかにも不良です!!って感じの男で、その身なりから街を歩いているだけで喧嘩を売られる。
ほぼ毎日と言っていいほど喧嘩ばかりしているのにケガ1つ付くこと無くいつも無傷で勝利する不動の王(キング)
あ…また勝った。
小島は地面に倒れて動かない上級生を放って方向転換し校舎に向かって歩いてくる。
その時ほんの一瞬目が合い、笑われたような気がした…
気のせいだろう…
