―――――22:50。 『紗菜。好きだ』 告白されたとき、 私は嬉しくて涙が溢れたんだった。 『えっ? な、泣くほどいや?』 あわてる彼の顔。 違う、と首を振ると ぱぁっと明るくなった表情。 今まで見たことのない彼の表情に 〝好き〟という気持ちが 増していったのを 今でも、よく覚えている。 そして…。