『大っ嫌い!』



君はふざけていたんだった。


でも、そう言われたとき、俺は
中学2年生にもなって泣きそうになったんだ。




君は言い返さない俺に、
あわてて謝った。


『そんなにショック受けないでよ~。
冗談だから!』


ポンポン、と背中を軽く撫でられて
ドキドキしたのを今でも鮮明に思い出せる。








…俺は、

幼稚園の頃からずっと――――――。