「んー、
俺もテーピングとか
自分でできたら
いいんだけどな~…」


テーピング…

と言われても私には
テープで脚とかを
ぐるぐる巻きにするイメージしかない。



「…っ、先輩っ!」


「ん?」


「私、テーピング
勉強しますから!
次に痛くなったら
言ってくださいっ!」


と、同時に
保健室に訪れる沈黙。


「…鈴川…」


「や、ごめんなさい!
なんか今生意気でしたよね!?」







「…いや、

ありがとな。

次は鈴川を頼らせてもらうわ」