先輩の隣に並んで 先輩と一緒に ウーロン茶を入れる。 「…、ありがとな」 小さな声で先輩にそう言われ 私の心臓は少し 跳ね上がってしまう。 「…っ、いえっ!」 沙和先輩が座ったのは 山口先輩の、隣。 ということは 普通に考えて 私が尾田先輩の隣… ということになる。 「…えっ?」 「若い二人は仲良くするべきでしょ!」 「いや、二つしか 変わりませんよね!?」