ねぇ、大翔。 最後の最後まで私 大翔に愛されていたんだね。 たくさんたくさん 気遣ってくれてありがとう。 まだ、とてもつらいけれど、 私、きっと立ちなおって 幸せになるから。 幸せになったときは、 また会いに行くね。 青い空を見上げて、 泣きながら微笑んだ。 大翔に、見えていますように。 …それは 聖夜の奇跡でした――――――――。 <END>