キミがいた夏~最後の約束~




「あら?新しいアルバイトさん入れたんだ?こんにちは」


ニッコリ笑う品のいい微笑みになんだかさらに落ち込んでしまう



「あ、こんにちは…」


ダメだ!顔がひきつる!


「これ、俺の彼女」


え!?

先輩、言っちゃっていいの?

って何、焦ってんだろ私


そんな私の焦りと落ち込みを気づく様子のない橘先輩の笑顔が腹立たしい


でもその女の人から返ってきたのは意外な言葉だった



「え!うわ!こんなのと付き合ってんの?やめときな!こんないい加減な男は!」


え?


「は?どこがいい加減よ?もう俺やめたのそーいうの」


「…………」


「何、その疑いの眼差しは……」



話の流れがまったく掴めなくて目を白黒させていると


「あ〜?都、何だお前?もう帰って来たのか?」


トビーさんがお客さんの所から戻ってきながそう言うので、私の目は更に点になった



え?帰って来た?



「違うわよ休憩!お昼も食べてないんだから、なんか食べさせて」



???



「あのぉ〜…」


わけが分からなすぎて
思いきって口を開くと、全員が振り替えって私を見た