キミがいた夏~最後の約束~




そんなことを橘先輩に聞こえないようにブツブツ言っていると



「それと!」



え!?


まだあるの!?



私は驚いて橘先輩に目をやると
橘先輩は完全に体ごと起き上がって私に向かってビシーッっと指差した



「さっきから敬語」


「え…あ!」


「今度使ったらお仕置きするから」



え!?お仕置き!?


先輩…なかなかのドSっぷりを発揮しますね


あ、今の敬語だけど聞こえてないよね?



「わ、わかった!」


「別に敬語使ってもいいよ」


ニヤニヤしながら私を見ている橘先輩


なんか悔しいなぁ…


もう絶対、敬語なんて使ってやらない!


「敬語使えよ」


「やだ」


そんなバカなやり取りをしていると


またお店の扉が開いた