キミがいた夏~最後の約束~





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どんなに苦しくても辛くても朝はまた来る



ジットリとまとわりつくような暑い陽射しが私を照りつける



学校を休んでしまおかと思ったけれど



家にいてあの人に会うのは嫌だから



重い体をゆっくり引きずって家を出る



今日は綾香は先に行くとだけ連絡があった



昨日のことは何も聞かれなかったのがせめてもの救いだった



もう死んでしまおうか?


何度思っただろう…


だけど死ねない…


私はまだ罪を償っている途中




「美鈴!ちょっと!早く来てー!!」



教室に差し掛かった時に、血相を変えた久美が私に向かって走ってきた