キミがいた夏~最後の約束~





「でもさ、それを言ったらあたしだってさ…」


「どう見ても綾香より美鈴の方が、先輩と距離が近かったよ…」


「……それは…そうだけど…」


「もう先輩と関わらないほうがいいんじゃん…?」


「ちょっと!何でそーいうことになんの!」


「だってそうでしょ?そうしないと収まんないよ?
どうしたって先輩ファンは多いんだから、あることないこと言われるようになるよ!」



綾香は悔しさで顔を歪ませていた





橘先輩…



きっと噂もそのうち耳に入るよね



私に嫉妬心や妬みを感じていた誰かの口によって




「久美…ありがとね、私もその方がいいと思う」


私は小さく呟いた