黒板に書きなぐられたその文字 「ちょっと!?誰が書いたわけ!!??」 怒鳴りながら黒板に向かう綾香の声が少し遠く聞こえた その場から動けないでいる私の顔を 久美が心配そうに覗いている ああ、そうだ… これはあの時 小学校の時にこんなことがあった 黒板を消している綾香の背中をボンヤリ見つめながら 私は昔のことを思い出していた