キミがいた夏~最後の約束~





俺はその机の上に置いてある、ある物を見つけて視線を止める



「美鈴ちゃん出掛けてるの?」


「都…」


「省吾?」


「いいから黙って」



俺はそんなトビーさんと都さんのやり取りを頭の隅の方で感じながら



その『ある物』に手を伸ばす



それを開くと俺からの着信が何度か入っていた



「それ美鈴ちゃんの携帯電話か?」



そう…


机には俺といつか買いに行った携帯電話が置かれていた