キミがいた夏~最後の約束~





そして顕になる…


私の肌には数多の醜いアザが顔を出す


私は恥ずかしさとおぞましさで、そのアザを見る橘先輩から目を背けていた


やっぱりこれは見られたくない


こんな醜い体…


私は少し身じろぎしながらアザを隠そうとすると、すぐに押さえられて動けなくする橘先輩



「やだ…見ないで…」



情けなくて涙が出てくる


素直な気持ちで体を重ねられない自分が情けなくて


そんな私に橘先輩はもう一度軽く宥めるようにキスをすると
ゆっくりと、私の胸のアザに唇をよせた



「んっ…」


「このアザも美鈴のものだと思うと愛しい」



そう言いながら何度も何度もアザのあるところにキスをする



「橘先輩…」