橘先輩は確認するように私の頬を両手で包んで優しく唇を塞ぐ
そして少しずつ深くなっていくキスは、今まで一番切なくて愛おしい
「…んっ……」
不意に唇が離れると耳元で囁かれる甘い言葉
「美鈴…好きだ…」
私はその言葉だけでどうにかなってしまいそうだ
そして再び唇を塞がれる
私は崩れ落ちそうになりながら、橘先輩の体に必死でしがみついていた
絡みつくような体を名残惜しげに離して
橘先輩は私を抱き上げ、まるで壊れ物を扱うみたいにゆっくりとベットに寝かせてくれる
「ってて…」
「え!大丈夫?」
「うん…ちょっとかっこつけた…」
そう言って恥ずかしそうに笑う顔が好き
私は心臓が潰れそうなほどドキドキしていたけれど
むしろこのまま死んでもかまわない
最初は軽いキス
そしてだんだんと深いキスをしながら
橘先輩は私のブラウスのボタンを一つ一つ外していく



