キミがいた夏~最後の約束~





「わからないけど…」



私は少し考えて笑って見せる



「綾香の予言の方を信じようと思うの」



「え?」



三池くんは今度こそ本当にわからないって顔をしていたけれど…


それでいい




『橘先輩と美鈴は幸せになるでしょう』




その言葉の中に



2人一緒に



なんて言葉はなかった



けれど…



信じるぐらいいいでしょ?


だって私は橘先輩が好きで


今はその感情が一番大切なんだってわかったから




「へへ…いいの…」



そう言って三池くんにもう一度笑いかけると
三池くんは少し驚いた様に目を見開いて
次は照れたような顔をして立ち上がる