キミがいた夏~最後の約束~




三池くんは私の隣にお尻は付けずに腰を下ろしながら静かに呟く



「俺は…急に海が見たくなって…」



ああ…


彼のお父さんは海の仕事をしていた人



「私も…」



そして2人少しの間、無言で海を眺めていた


海は静かに2人を受け入れてくれる


罪も罰もすべてを引き受けて


そしてその沈黙を破って先に口を開いたのは私の方だった



「三池くんの予言あたったよ」


「え?」



彼は綾香がした反応と同じで、何のことかわからない顔をして私を見つめる



「私は私をどうしても責めてしまう…」


「ああ…」



その言葉で全てわかったのか、また海の方に向き直って静かに口を開く三池君



「で…?どうすんの…?」



え…


どうする…


そんなの…


どうしようもない…