キミがいた夏~最後の約束~





このストラップを貰った時


この時が永遠に続くことを願っていた


でもどうだろう?


いくらも経っていないの


もう不安は波のように押し寄せてくる


それは私の弱さに原因がある…


わかっているのに


私はストラップを強く握りしめた




ジャリッ━━━……‥‥



━━━━━!?



私は砂の擦れる音がした方に、願うような気持ちで振り返っていた



橘先輩がいたら


いてくれたら



嫌、いるわけがないのに




私はその人物を瞳に写して少し驚く


そこには


三池くんが立っていたから




「あんた…何してんの…?」



そして三池くんも、少し驚いた色を含んだ低く冷たい声でそう言う



「え…三池くんこそ…」