このストラップを貰った時
この時が永遠に続くことを願っていた
でもどうだろう?
いくらも経っていないの
もう不安は波のように押し寄せてくる
それは私の弱さに原因がある…
わかっているのに
私はストラップを強く握りしめた
ジャリッ━━━……‥‥
━━━━━!?
私は砂の擦れる音がした方に、願うような気持ちで振り返っていた
橘先輩がいたら
いてくれたら
嫌、いるわけがないのに
私はその人物を瞳に写して少し驚く
そこには
三池くんが立っていたから
「あんた…何してんの…?」
そして三池くんも、少し驚いた色を含んだ低く冷たい声でそう言う
「え…三池くんこそ…」



