キミがいた夏~最後の約束~





でも前の時とは少し違うようで…


「なんであの看護師に付き合ってるって言わねーの?」


あ……


私は橘先輩から目をそらした


看護師さんが出てきた時の笑顔の意味がやっとわかった


あの日のことを橘先輩に言ったんだ…



「なんだ…本当なのかよ…」



そう言って悲しそうな表情をする橘先輩に、私は自分の気持ちを思わず溢していた



「だって…私は橘先輩に相応しくないと思ったから…」


それだけ言うとお互いに見つめあう


そこに甘い要素など一つもない


「なんだよそれは…」


橘先輩が意味がわからないっと言う顔で私を見ると



「誰なら相応しいって言うんだよ…」


そう苦しそうに言った