キミがいた夏~最後の約束~




「橘先輩…?」


私は少し遠慮がちに声をかけてみると、橘先輩はビクリと体を揺らしてこちらを見た


え…?

どうしたの…?


私はトビーさんから渡すように頼まれた雑誌を橘先輩に渡そうとして先輩に近づいて行く



「これ…トビーさんから」


「え?ああ…」


やっぱり気のない返事


私は少し不安になって聞いてみることにした



「どうかしたの?体調悪い?」



すると橘先輩は顔を上げて私を見ると


苦し気な顔をして一言つぶやいた



「俺ってお前の何?」



え…


私はその言葉の意味がわからなくて絶句していた


何って…


こんなこと前にもあったけど…