キミがいた夏~最後の約束~







「うわ!何その看護師!患者に本気じゃん!」





そう言って腹立たしそうにする綾香


私の気持ちをいつも代弁してくれてすっごく頼りになる


「なんか綾香に話すとすっきりするなぁ」


私は、さすがに3日もテイクオフを休ませてもらうわけにはいかなくて働いていた


実際は、皆休んでいいと言ってくれたけれど私はそれを拒否した


そして橘先輩もそれを了解してくれている


「でもいいの?橘先輩、寂しいんじゃない?」


「うん、メールしてるし、友達もお見舞いにくるだろうし」


「看護師が押し掛けて来るし?」


「もう…綾香、嫌なこと言うなぁ…」


そんなことを言っているとトビーさんが厨房から顔を出す


「美鈴ちゃん、ほんとだよ、ちゃんと見張ってないとあいつは」


え!?

トビーさんまでそんなこと言う!?


「もうピークも過ぎたし、行っておいで、あいつも明日ぐらい退院だろ?」


私はそう言われて早めにテイクオフをあがらせてもらうことにした



そして病院に急いで向かう