キミがいた夏~最後の約束~




看護師さんが出ていくと、何かを思い出した様に話し出す橘先輩


「そーいやさ、美鈴達がここに来る前に、警察の人が来たわ」


「そーなの?」


「うん、病院側が連絡したみたいで…これから捜査してくれるらしいけど…」


まあ今更どっちでもいいんだけど、っと言いながら続ける


「昨日はちゃんとお礼言えなかったけど、ありがとな…」


「え…?」


「救急車呼んだり、大変だっただろ?」



あ……


忘れていた


私は泣いていただけで本当な何もしていない


三池くんが全部手配してくれた


私は携帯電話の存在も忘れてただ泣いていただけ…


橘先輩に言うのを忘れていたけど


これは言わなきゃダメだよね…


私はそう思い、意を決して口を開いた



「あのね…違うの…」


「ん?」



橘先輩は何が違うの?っという顔をして私の言葉の続きを待っている