キミがいた夏~最後の約束~





すぐ近くに橘先輩を見つけたけれど、先輩も誰か友達と会ったのか話をしている


今度は私が待っている番だな、そう思って周りを見るとリンゴ飴の屋台が目に入った


あ、綾香のお土産…


そう思って私は踵を返して屋台に向かって歩こうとした



トンッ━━…



すると振り向いた拍子に歩いてくる人と軽く肩がぶつかる



「あ…すみませ…」


バシャッッ━━!!



え……?



「あ~あ~あ~」


何……?



見ると持っていたジュースが服に派手にかかっている


いや…まるで自分で掛けたみたいに見えた


私は意味がわからずにその男の人を見ていると


「どうしてくれるの?これ?」


そう言ってもう一人の男の人が私の方に詰めよってくる



「え…?私ですか…?」



私は何のことかさっぱりわからなくて混乱していると


「あんたが今、ぶつかって来たからかかったんじゃん」


そしてもう一方にいた男の人もそう言って私の顔をのぞき込んでくる


男の人は3人、困っている私をニヤニヤしながら眺めている


「やべぇ…かわいい…」


!?


こわい…