キミがいた夏~最後の約束~




外に出ると待ちくたびれた様な顔をして頬杖をついて座っている橘先輩がいた


橘先輩は少しのびた前髪を上に持ち上げてピンでとめている


服装はシャツと黒のサブリナパンツとサンダルというラフな格好をしていた


やっぱり…かっこいい…


そんなことを思って見つめていると


橘先輩がこちらに気づいて立ち上がる


「かわいい…」


そう言ってそのまま私を引き寄せて抱き締めてくれた


ちょちょちょ先輩

晴海さんが後ろにいますけど!



「渚…美鈴ちゃんを襲うのはやめなさい」


「ちっ…姉貴まだいたの?」


バコッ!!


「いてぇ、手を出すな!」



そんな姉弟ゲンカ(?)を見ながら


私は晴海さんにお礼を言って花火大会に向かう


橘先輩は晴海さんが見えなくなってから私の手を取ると


「あ~なんか一生その服着てて欲しいかも」


そんなことを言うので2人して笑った