キミがいた夏~最後の約束~




ダメって…
それってこの先のこと?


そんなこと…そんな顔されたらダメなんて言えない


私の心臓はもはや早鐘どころの騒ぎではないほどうるさい


「あ…でも…下にお母さんたち…いるし…」


私はやっとのことでそこまで言う


「今まで仕事中に俺の部屋、上がってきたためしねーよ」


え…


私はそれ以上、橘先輩を拒否する言葉が思いつかなかった



「美鈴を全部俺のモノにしたい…」



橘先輩の切なげな顔


その顔を見ただけで私の思考が停止してしまう


橘先輩の顔がまた私に近づいて来て
今度は初めから激しいキスをされて息が苦しくなる


キスをしながら私の着ているTシャツの胸の辺りに橘先輩の手が優しく触れた



「…んっ…」



私はビクリとして橘先輩の服にしがみつく


どうしよう…


どうなっちゃうの…


やだ…


どんどん激しくなるキスに私はもう何も考えられなくなっていた