私はそれでも止まらない 不安な気持ちが後から後からドンドン溢れ出す 「橘先輩は…いっぱい…女の子いたかもしれないけど…私は一人だよ…」 橘先輩は静かに私の話を聞いてくれている 「橘先輩…だけだよ…」 時おり髪をやさしく撫でてくれる 「だから…たくさんの女の子と遊んだら嫌だよ…」 そこまで言って再び橘先輩にギュッと強く抱きつく 私…嫉妬深いんだよ 呆れたでしょ? 過去にも全部嫉妬して バカみたいでしょ? 「美鈴…」