キミがいた夏~最後の約束~





その代わり次は肩を掴まれて
橘先輩の顔が唐突に私の顔に近づいてくる



「え!やだ!」



私は咄嗟に手を前に出して橘先輩の頭を押さえると

ソッポを向いてそういった


なんで!?

やだ!

さっき加奈先輩とキスしたとこでしょ

何でそんな後でこんなことするの?


そんな私に、怒ったのか橘先輩は私の手を振り払い


私の顎を掴んで振り向かせると、無理やり唇を塞いできた



「━━━━━━!!」



橘先輩は顎を持ち上げている手に更に力を込めて私の口をこじ開ける


私は必死で抵抗するけど全く敵わない


橘先輩の熱いそれが私の中に入ってきて激しく口内を犯していく



「━━ん━━っっ━」



壁に押し付けられて尚も激しく唇を奪われ


私はだんだん立っていられなくて橘先輩の腰の辺りに必死でしがみついていた