私は信じられない気持ちで恐る恐る橘先輩の体を抱き返していた 拒絶されると思っていた人がそこにいて私を強く抱き締めてくれる 本当に? 夢じゃないの? じゃあ これは奇跡だ こんな私を受け止めてくれるなんて 奇跡なんでしょ? 真っ黒に覆われた霧が少しずつ明けていくのを感じる その中に一筋の光が見えた気がした それは橘先輩 あなたという眩しい光 そんなあなたに導かれて私はやっと過去から立ち上がることが出来る