「貴女は…悪魔だよ。 兄さんを愛してるって泣きながら 貴女を愛してる俺の心を離してくれないんだから。」 優貴の指があたしの唇に触れる。 「…無意識にとった行動だったとしても あの土壇場で貴女が選んだのは俺なんだ…」 そう呟いた彼の声が悲しいくらい胸の奥に滲みていく。